介護離職の抑制、法改正で環境整備が進むも管理職の介護休業利用率は2.7%どまり
高齢者人口の増加で介護を理由にした離職者が増えている。特に働き盛り世代の介護者は、企業の中核を担う管理職として活躍しているケースも多く、介護による離職は社会にとっても大きな損失となる。そこで政府は「介護離職ゼロ」を推進し、必要な介護サービスの確保と、働く環境改善・家族支援を...
老後最大の不安 医療・介護のお金はいくらかかる?
老後で最大の不安は健康です。長生きするのはいいけれど、寝たきり状態や要介護になるのは避けたいと誰もが思うでしょう。でも、実際にはどうなるかわかりません。医療や介護にかかるお金のことを考えると不安は増します。費用は一体どれぐらいでしょう?...
入院から在宅へ 6年に1度の医療・介護の同時改定
マイナス改定が焦点に 財務省と厚生労働省は25日、2018年度予算編成を巡り、診療報酬と介護報酬の改定の検討に入った。6年ぶりの同時改定により、団塊の世代が75歳以上になる超高齢化社会を前に、効率的な医療・介護の体制を整える。両省は入院から在宅へ誘導する考えだが、社会保障給...
介護事業の経営悪化 利益率プラス3.3%
人手不足で給与費増、厚労省17年度調査 介護事業者の利益率が低下している。厚生労働省が26日公表した介護事業経営実態調査によると、全サービスの2016年度の利益率は平均3.3%で、前回14年度調査の7.8%に比べ縮小した。15年度に介護報酬が引き下げられたことに加え、人件費...
訪問介護サービスに「不公平」 検査院が指摘の背景は?
有料老人ホームの居住者らが訪問介護のサービスを受ける際に、不公平が生じている。介護をする事業所がホームに隣接していると、受けられるサービスの回数が多くなる――。会計検査院は19日、こんな意見を厚生労働省に示し、改善を求めた。 老いて独り暮らし 生活の不安、支えは?...