厚労省、混合介護のルール明確化へ有識者会議を新設 年度末にまとめ
保険が適用されるサービスとされないサービスを組み合わせた「混合介護」をめぐり、厚生労働省は今月中にも新たな有識者会議を立ち上げる。 10日の規制改革推進会議のワーキンググループで明らかにした。主に現行のルールの明確化に向けた検討を行う考え。保険内・外の同時かつ一体的な提供を...
混合診療OKの韓国 医療観光客の誘致など医療ビジネスのグローバル化進む
2015年に韓国人が外来診療を受けた回数は1人あたり年16回で、OECD加盟国で最も多かった。OECD平均は7回で、2位の日本が12.7回、以下、ハンガリー11.8回、スロバキア11.4回、チェコ11.1回、ドイツ10.1回と続いている。...
自立促す介護 広まるか
「報酬で評価」に賛否 むやみに手助けするのでなく、適切な食事やリハビリを取り入れ、一人で出来ない部分をサポートする「自立支援型」の介護をどう普及させるか。介護報酬の2018年度改定に向けて、こんな議論が先月から本格的に始まった。報酬を手厚くするよう求める声がある一方、評価の...
4人に1人が「働きながら介護」の時代に
どう止める? 介護離職 働く人のほぼ4人に1人が、今後5年ほどまでの近い将来に介護を担うようになることが分かった。調査会社のインテージリサーチの調査から明らかになったもので、現在家族を介護しながら働く人は5.3%、今後1~2年間に介護を担う可能性がある人を含めると11.1%...
まさか消費者金融に世話になるとは『ある成年後見人の手記』
2009年3月14日、松尾由利子は神戸市街の救急病院から六甲山を越え、有馬温泉の奥、神戸市外にある老人保健施設に移り住むことになった。生きて還ることなき旅路である。車いすの由利子と、介護タクシーに乗り込んでいると、ソーシャルワーカーの高田美恵が白衣を着替えて駆け付け、「同行...