夜間見守り介護ロボット導入の施設に報酬加算へ
介護の現場で人手不足が深刻化する中、厚生労働省は、夜間に職員を配置した場合の介護報酬の加算について条件を緩和し、いわゆる介護ロボットの1つで、夜間に高齢者を見守るシステムを導入した場合は、配置する職員が基準をやや下回る施設でも対象とする方針を固めました。...
「脱おむつ」支援の事業者は高報酬に。厚労省が方針
厚生労働省は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などでおむつをしている入居者がおむつなしで暮らせるように支援する施設事業者に対し、介護報酬を手厚くする方針を固めた。来年度の報酬改定で導入する高齢者の「自立支援」を促す仕組みの具体策だ。...
月100回超も…訪問介護の使いすぎ、自治体ごと検証へ
厚生労働省は訪問介護の利用回数が多い人たちについて、自治体が設ける専門職らの会議で妥当性を判断する仕組みを導入する方針を固めた。 財務省が月100回以上使っている人がいると問題視し、介護保険で使える利用回数に一律の上限設定を求めているが、生活に必要な人もいるとして個別の事情...
「地域包括ケア」「専門医療提供」、有床診に二つのモデル
厚労省、「入院医療と介護サービスを組み合わせた運営」を検討 厚生労働省は11月17日の中央社会保険医療協議会総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)に対し、主に地域医療を担う有床診療所は「地域包括ケアモデル」、主に専門医療を担う有床診は「専門医療提供モデル...
薬価改定対象を拡大 医療費、最大2900億円削減 政府抜本改革案
政府が年末に取りまとめる薬価制度の抜本改革案が18日、判明した。平成33年度から導入する薬価の毎年改定(現行は2年に1度)の対象薬を、大幅に拡大する。医療費を押し上げている薬価を値下げすることで財源を捻出すると同時に、医療費全体の抑制が見込める。約5割の薬を対象とすると、最...