2017年7月11日の、名医とつながる!たけしの家庭の医学は「認知症を予防&血管の老化を止めるSP」。認知症予防には、意外な食べ物が効果があるそうです
日本人の高齢化とともに増え続ける認知症。その原因の一つとされる脳のゴミ(アミロイドベータ)はもともと誰でも作られているもの。しかし、認知症の最新研究で、たとえ脳にゴミが溜まってしまったとしても、それを捨てる力を手に入れる事が出来れば 認知症の予防も夢ではないということが判明してきた。 日本の認知症研究の第一人者、遠藤英俊先生(国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長)がスタジオで解説
認知症は、脳のゴミ「アミロイドβ」とよばれる、脳の神経細胞の老廃物が原因
この老廃物をためない、増やさないことが、認知症予防において重要。
認知症のほとんどは、アミロイドβ(アミロイドベータ)とタウタンパク質が蓄積することによって脳細胞が死滅することで引き起こされます。
この、アミロイドβこそ、「脳のゴミ」と呼ばれるものの正体です
「血管の拍動」の衰えにより、脳のゴミ出し力低下につながる
脳には、常に細胞からの分泌で、アミロイドβは溜まっていますが、血管の拍動により、脳の外に適切に取り除かれています。しかし、血管の拍動が低下してしまうと、アミロイドβが脳の外へ流れず、脳に蓄積、脳のゴミとして溜まっていきます。血管の拍動の低下になる原因は、生活習慣の乱れによる「動脈硬化」が主な原因と考えられています。
動脈硬化の予防、血管の拍動を維持するには、適度な運動が効果的なようです
脳のゴミ出し力をアップするには「皮付きピーナッツ」が効果がある!?
また、脳のゴミ出し力をアップする栄養素が実験で判明してきました
その栄養素は「レスベラトロール」です。レスベラトロールは、ぶどうの皮や、ピーナッツの薄皮に含まれるポリフェノールの一種です。
番組では、効果検証実験を行いました
①1日10〜15粒程度の皮付きピーナッツを食べる。
②1日10分程度のウォーキング
5日間の実験でしたが、血液中のアミロイドβは、大幅に増加して改善していました。血液中のアミロイドβが増加するということは、脳から排出を増やしてるということです
実験検証に参加した、安藤さん(78歳)は、記憶力テストで、4個から8個に倍増。脳年齢も80代から、50代に改善。すごいですね
今回は、認知症予防でしたが、認知症の方にも効果がある!?のかどうか知りたいですね
名医とつながる!たけしの家庭の医学 / 朝日放送
https://www.asahi.co.jp/hospital/
為になりました。認知症とお付き合いするのは大変なことですね。色々な情報を共有できると良いですね。